2013/04/20
GRA、インドもイチゴ!?(3)
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GRA、インドもイチゴ!?(3)
2013年3月11日、東日本大震災からちょうど2年目の昼に私たちは初収穫を迎えた。今回はしっかりとした仮説をベースに栽培に取り組めたことが大きい。また現地駐在の鶴巻のきめ細やかな管理が素晴らしかった。そして何よりインド人スタッフが素晴らしく、農場のスタッフは英語もITも堪能でコミュニケーションに労がない。収穫の様子はインドのニュースでも放送された。

<収穫の笑顔 2013年3月 ZEETV NEWS>
1年目にインドで超高糖度のイチゴを収穫までいけたことは十分な成功。次のチャレンジはこれから始まる灼熱の季節にどう耐えるかだ。気化熱冷却は当然だが、ほかにも日本でもまだほとんど使われていない新素材をいくつも使って冷却実験している。今のところ順調だが油断はできない。現在、来シーズンに向けて施設規模を倍にするための準備を進めている。
現在、外資系の高級ホテルに全量を出荷している。日本で言う「ショートケーキ」の上には、インドでは梅干しのような丸いゼリーがのっていたが、それがイチゴに変わった。見た目も見事。もちろん美味しさはぶっとびだ。

<PUNE市内の外資系ホテル>
このプロジェクトはGRAだけでなくNEC,そしてICAなどから集まった数名のチームで進めている。GRAはその中でリサーチ、施設建設管理、栽培管理を担当している。NECはマーケティングそしてアドミ。ICAは強力な現地でのパートナーだ。
このスピード感はチーム力こそにあり。まさに価値共創。中長期でスピードを維持するためには意地でもチームで動く。自利利他→価値共創→電光石火→実行実現→自利利他・・・。

<GRA WAY>
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