2011/08/24
国、行政への不満もわかるのですが・・・・
こんにちは。岩佐です。このブログを通して寄せられるメールのほとんどが震災復興行政に対する批判、不満。
お話を聞くと非常によくわかる部分も多いのですが、コントロールできないものに対して
不満を言い続けても生産的ではありません。もちろん、お気持ちは非常によくわかります。
月並みな言葉で恐縮ですが、
「他人と過去は変えられず。コントロールできるのは自分と未来だけ」
です。
自分のできることをやろう。どうしても批判をしたかったら、
まず最初に自分自身がポジションを取ることをお勧めします。
「私は○○の理由で○○と考えます。だから行政は○○すべきです。」
ぼろ雑巾のように叩かれても、孤高にポジションを取っていくことって、
自分の頭の中の整理にもなるし、出来ない行政の論理も理解できるようになります。
そうすることで初めて「効果的な批判」が生み出せるようになります。
さらにポジションを取ることで、人を巻き込んで元気玉をつくって、風を起こすこともできます。
今こそ私たちの底力が試されています。
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コメント
今の現状
2011/10/24 23:27 by プニョ URL 編集
2011/11/24 09:03 by まめ URL 編集
Re: タイトルなし
投稿ありがとうございます。
冷静に考えられる状況にある人は冷静に考えればいいのです。
まだまだ冷静に考えられる状況にない人は、考えなくていいのです。
おかれた環境の中で、できる人ができることをやればいいのです。
何もやらなくてもいいのです。
海外にいる人は海外にいる人なりに関わればいいのです。
山元にいる人は山元にいる人なりに関わればいいのです。
大阪にいる人は大阪にいる人なりに関わればいいのです。
何事も啓蒙はすれど、強制はせず。
このスタイルが一番大切なのです。
2011/12/06 16:32 by 岩佐大輝 URL 編集