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そして、生活するように旅をしよう!起業家、岩佐大輝の記録。

「知の衰退」からいかに脱出するか?

大前先生らしく、さっぱり切り口で持論が展開されています。400ページ近い本だったかと思いますが、一気に読み切りました。


「知の衰退」からいかに脱出するか?「知の衰退」からいかに脱出するか?
(2009/01/23)
大前研一

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日本は著しく集団知が低い国であり、このままでは衰退の一途をたどってしまう。この集団知というのが本のキーワードになっています。日本はその集団知が世界の中でも著しく低く、その結果これからどういうことが起こるのか、私たちが何をしなければならないのかを論じています。

これからのビジネスマンに必要な三種の神器は、 「IT」「英語」「ファイナンス」であり、対して藤原正彦さんの「国家の品格」を懐古主義とし、「古典的な教養」は不要と断言しています。

お隣の韓国、そしてシンガポールなどの躍進を見ていると、うなずけます。

大前さんの書いている三種の神器「IT」「英語」「ファイナンス」は神器というより、日常道具と言ったほうがいいでしょう。必須課目であり、歯ブラシ髭剃りタオル位に当たり前に使いこなす必要ががあることに異論はありません。だからと言って古典的な教養が本当に不要なのでしょうか。

私はむしろ必要だと考えています。

私たちがこのグローバル社会で強い力を持つためには、鋭いエッジが必要です。そのエッジはその国の個性の上に成り立つからこそ、付け焼刃ではなく本当の刀となりうるのです。日本人がアングロサクソン経済のにわか狂信者となり、右往左往すれば、私たちが本来持っている力が失われます。結果、グローバル経済で生き残ることはできません。

アングロサクソンが資本主義で突出した力を持つのは、彼らが資本主義の生みの親であり、それが文化として根付いているからです。では、私たち日本人は日本人としてこのグローバル世界で何ができるでしょうか。

日本人が長い歴史の中で研ぎ澄ませてきた固有のエッジは何でしょうか。グローバル世界で生き残るための私たち独自のエッジを今こそ磨き上げる時なのではないでしょうか。
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1977年、宮城県山元町生まれ。株式会社GRA代表取締役CEO。日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。 詳細はこちら≫

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