2007/03/20
トロン
ご存知の方がいれば、本当にうれしい~。ずいぶん昔、ファミコンとPC98が全盛だったころ、
トロンという会社(お店)がありました。
ファミコンのカセットがその人気ごとに
何トロンというポイントがついて、
PC98のソフトと交換できたんです!
スーパマリオブラザーズ1トロン、
ウィーザードリィ5トロンとか。
それで、ライフアンドデスというPC98のソフトを
手に入れました。
あとあとトロンを現金換算してみたら、
かなりの安い値段でソフトが買たたかれていたことが
わかりました。
もちろん当時私は小学生でしたから、
そんなこと冷静に考えることができるはずも無く、
お店にファミコンのソフトを梱包して
田急便で送るだけで精一杯だったのだと思います。
お金がポイントに変わると、錯覚が生まれます。
今でもポイントカードなどに、その錯覚が利用されています。
量販店で税込10,000円の商品、10パーセントのポイントがつく。
店側が1,000円を私たちにくれたように錯覚しますが、本当でしょうか。
実際に私たちはそのポイントを使って次回1000円分の
買い物をすることができますが、お店側はその1000円の商品を
700円とか500円で仕入れているわけです。
そこが肝です。
実際に私たちは1,000円もらったような気分になり、
お店側の実際の出費はそれ以下で済むわけです。
その1000円分のポイントは、そのお店でしか
使えないので、実質的には先行消費させられているということにもなります。
しかも、そのポイント消費のために次回の来店機会も創出できて
お店にとっては一挙両得です。
量販店に価格.comの最安値を印刷して料金交渉をして見て下さい。
「還元ポイントを増やして、実質同じにしますよ!」
必ず、その答えが返ってきます。
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