2010/10/27
ベストベンチャー100の受賞記念式典に出席。ベンチャー社長の特徴は?
ベンチャー通信さんのベストベンチャー100に選ばれたので、記念式典に当社法人部マネージャーの鈴木と出席しました。
ANAインターコンチネンタルに400名程の大きな式典でした。主催者の皆さん、お疲れさまでした。
・まずはSBIホールディングスの北尾さんの挨拶。
創業してから10年生き残れる企業は全体の6%。
これだけでも大変。まして公開企業となるなど万に1社。それだけの危機感を以って自己研鑽を続けているのか?
そして、日本を代表する企業に成長するんだと言う心意気はあるのか?
経営の知識、教養、行動力の3つが大切。どーせ、君たちみんないなくなるよ位の迫力。北尾さんらしい手厳しい挨拶で式典スタート。
・マネックスの松本さんの乾杯
進化とは突然変異して、環境適合出来た者だけが生き残る過程。
決して、徐々に変化していくものではない。
突然変異=イノベーション。
環境適合=競争優位性の構築。
と言ったお話し。松本さんらしい柔和な雰囲気での乾杯でした。
その後は歓談。
岩佐:「なぁ、鈴木、受賞した経営者100人見て、普通の人と違った特徴ってある?」
鈴木:「代表、見た目じゃ分からんですね。」
岩佐:「確かに、そうだね。社長だからオーラみたいなのがあるのかなーと思って聞いてみたんだけど、せっかくだからみんなと話してみよう!」
鈴木:「へい。代表」
岩佐:「へいじゃなくて、イエッサーだろ」
鈴木:「イエスさー」
その後2時間ほどで、50名位のベンチャー社長と名刺交換とご挨拶させていただいたでしょうか。
皆さん、非常に謙虚な方ばかり。
話の内容は情報交換というより、どうやって業界を盛り上げていこうか、どうやって日本を盛り上げていこうかという話で盛り上がりました。
こういった場所でなければ話す機会が無い同業種の競合企業社長とも式典では一時休戦で歓談出来ました。
話の内容はお互いケチをつけあうよりもまずは一緒にマーケットを盛り上げましょうといった話しに終始。
そうなんですよ。ちっちゃいマーケットで小競り合いする前に、まずは市場のパイを広げるために大同団結です。そして、世界(少なくてもアジア)をマーケットとして視野に入れないと10年後はありません。
「強いものでは無くて変化できるものが生き残るという」生存と発展の大原則。それにしてもITバブルの時代から随分と雰囲気が変わったものです。
大前研一さんがかなり昔から、日本のビジネスマンは全員英語でビジネスしろ!そうしないと日本企業は消えてなくなるよ!と持論を展開されてました。当時は少々大げさに聞こえた方もいらっしゃると思いますが、今日では誰も大げさだとは思わないでしょう。
タイトルに書いたベンチャー社長の特徴は分かりませんでしたが、話題と行動の共通点を以下に。
・かなりの危機感を持って企業経営に挑んでいる。
・今後、日本のマーケットだけでやっていけるとは誰も思っていない。アジアと世界が頭に入っている。
・みな例外なく、ハードワーカー。謙虚。抜群の行動力。
といったところでしょうか。学びの深い2時間でした。