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そして、生活するように旅をしよう!起業家、岩佐大輝の記録。

PCのバックアップを簡単確実に実行しよう!

PCのバックアップは1.全体バックアップと2.オリジナルデータ(個別のファイル)バックアップを別々に行うとよい。

もちろん、全体バックアップを取れば、すべてのデータが残されるのだから、2のオリジナルデータのバックアップは必要ないと思われるかもしれないが、全体バックアップはかなり時間がかかり、どうしても頻繁に行うことができないので、バックアップ周期の谷間でハードディスクが壊れた場合など、実害が大きくなる。

以下に2種類のバックアップの具体的な方法と、それらを別々に行う事の実益を説明する。

1.システム(OS)領域全体のバックアップ(フルバックアップ、Windows Complete PC )
ウインドウズの領域、ソフトウエアのインストール領域など。この領域をバックアップしておけば、ハードディスクが壊れた場合でも、元の状態に復元できる。このシステムバックアップを行うためのソフトは有料のものが沢山出ているが、最も手軽な手段で確実なのがWindows Vista Business、Ultimate、および Enterprise に標準でインストールされているWindows Complete PCだ。非常に簡単にフルバックアップを取ることができる。この機能だけでもWindows Vistaを使う価値がある。MACの場合は、こちらもOSX Leopard以上で標準でインストールされているTime Machineを使うといいだろう。

2.オリジナルデータのバックアップ
Officeのドキュメント、写真、メールのデータなどがこれにあたる。1のWindows Complete PCでもMACのTime Machineでも個別ファイルのバックアップを取ることができるが、オリジナルデータはシステム領域より重要なので(システムは入れ替えれば済むが、オリジナルは消えたらおしまいだ。)より高い頻度で確実にバックアップする必要がある。そこでお勧めなのが、以下で紹介するSyncToy2.0だ。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/19/044/index.html



SyncToy2.0はMicrosoftのホームページから無料で手に入れることができる。

私はモバイルPCを使っているが、これに32GのSDHCカードと32GのCFカードを差し込み、それらを毎日SyncToy2.0で同期させている。オリジナルのデータはすべて32GのSDカードに保存するようにしているので、万が一、PCが壊れてもこれを他のPCに差し込むことで、仕事を止めることがなくなる。もちろんSDカードが壊れた場合には、毎日同期しているCFカードからデータを読み込めばいい。システム領域は128GのSSDだが、これは1で紹介したWindows Complete PC で週に1回位のペースで外付けHDDにバックアップを取っている。


私が使っているツールを以下に紹介する。


1.オリジナルデータ保存用のSDHCカード
Kingston 32GB SDHCカードClass4 SD4/32GBKingston 32GB SDHCカードClass4 SD4/32GB
(2008/07/15)


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2.オリジナルデータバックアップ(同期)用のCFカード
Transcend  32GB CF CARD (133X TYPE I ) TS32GCF133Transcend 32GB CF CARD (133X TYPE I ) TS32GCF133



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3.システム全体をバックアップするための外付けHDD
BUFFALO TurboUSB機能/省電力モード搭載 USB2.0用 外付けHDD 1TB HD-HES1.0TU2BUFFALO TurboUSB機能/省電力モード搭載 USB2.0用 外付けHDD 1TB HD-HES1.0TU2
(2008/03/20)


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4.同期のためのツール「SyncToy2.0」
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=c26efa36-98e0-4ee9-a7c5-98d0592d8c52&displaylang=en(英語)
パソコンの同期ツール「SyncToy」の使い方:http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20080331/297548/?P=1

システムリスクはすべて自己責任が原則だ。この機会に堅強なバックアップ環境を工夫してみよう。

志高く 孫正義正伝

志高く 孫正義正伝 完全版 (じっぴセレクト)志高く 孫正義正伝 完全版 (じっぴセレクト)
(2007/07/20)
井上 篤夫

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孫正義さんの伝記本、初めて読みました。
「有言実行」、「電光石火」。
すさまじい行動力だと思いました。

孫さんの事業は、最初は「本当にだいじょうぶなの?!」と大風呂敷に聞こえるのですが、最終的に大きな結果を残しています。もちろん失敗もありますが、その場合も引き際もさっぱりしています。

ますます、日本の元気印として暴れまくって欲しいですね!

ラストエンペラー

大好きな作品です。もう何度見たか覚えてもいない位。2度3度見られる映画はそう多くないですが、ラストエンペラーは私にとってそのうちの1本。何年かに1度は見たくなる。このペースなら買った方がいいだろうということで、いつもの三軒茶屋TSUTAYAで購入。


ラストエンペラー ディレクターズ・カット (初回生産限定版) [DVD]ラストエンペラー ディレクターズ・カット [DVD]
(2008/06/13)
ジョン・ローン ピーター・オトゥール

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このオリジナル全長版は劇場版(163分)とは違い、219分の長さ。さすがに一息で見るには長すぎて、途中で幕間(トイレ休憩)が必要でした。

清朝最後の皇帝溥儀の一生が描かれている。最後はあっけないものである。脚本も、絵も、音楽もいい。そして溥儀役のジョン・ローンもいい。また、紫禁城の内部ロケが当時としては世界初だったとのこと。即位式の場面など、迫力ありますよ!

音楽プロデューサーは坂本龍一さん。
作品はイタリア・中華人民共和国・イギリスの合作。
アカデミー賞9部門受賞作品。


増益のしかけ

取引先の御縁で、横林寛昭さんの出版記念パーティに、当社社員2人と参加しました。この「増益のしかけ」は、その時に頂戴したものです。

増益のしかけ増益のしかけ
(2009/04/03)
横林 寛昭

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製造業が中心だが、それ以外にも不動産、小売など幅広く数多くの具体的な事例をから、「増益」の仕組みを解き明かしています。

同感できる部分が多く、特に「高い賃金下で、我が国固有の付加価値創造により真の国際競争力を磨く」という考え方は、まさにその通りであり、日本のエッジはまさにここにしかないでしょう。著者の国内生産へのこだわりはグローバル化を無視した旧来の保護主義的意見と非難されるかもしれないが、それこそが日本に合ったグローバル化の形であるということは同感でした。

また、オムロンの創業者である立石一真さんの「企業を成長させるための条件整備」が紹介されていました。

1.経営理念を明確に打ち出すこと

2.人間の本能的行動に従うこと

3.本能的行動が企業を伸ばすよう施策目標を掲げること

4.働き甲斐のある環境を作ること

5.全員が参加できるようなシステムをつくること

6.社会的ニーズを早くとらえること

7.常に自主技術の開発に努めること

8.これらが整備された条件下で全体を動かす強力なリーダーシップを発揮すること。

基本的なことだが、改めて目から鱗です。

おくりびと

アカデミー外国語映画賞受賞作品。納棺という題材が興味深く、その点だけで見入ってしまう。そして本木雅弘と広末涼子のフレッシュ感(特に広末)と納棺のコントラストが凄く良かった。

おくりびと [DVD]おくりびと [DVD]
(2009/03/18)
本木雅弘 広末涼子

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この青木新門さんの『納棺夫日記』が脚本のモチーフとなったようです。Wikipediaによると、ホントかウソか、もっくんが原作者を何度か訪問して映画化について直談判したが許可されず、そのため『おくりびと』というオリジナルのタイトルで映画化したとのこと。

納棺夫日記 (文春文庫)納棺夫日記 (文春文庫)
(1996/07)
青木 新門

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ストーリー自体は大して面白くなかった。

TREK Road 1.2 08モデルを購入

大学時代からずっと欲しかったロードバイクをついに購入。
購入に至る経緯は過去記事の中国製のフル電動自転車 (03/26)を参照。

Trek1.2 08モデル
TREK Road 1.2 08モデル-iPhoneで撮影



さて、大学時代のサークル仲間、福原君の影響を受けて自転車にはまってから十数年、ついにロードバイクを購入しました。と言っても、ロードバイクの中でも最も安い部類に入るTREKの1.2のしかも昨年モデル(08)を格安で購入しました。(量販店、通販だと昨年モデルが1/2~1/3程度の価格で手に入ります!)国産のママチャリより安い価格で手に入りました。

ロードバイクは非常に奥が深いと聞いていましたので、最初から高価なものを買っても乗りこなせないことは間違いないので、まずはこれを乗りつぶして、次はイタ車(GIOS)を狙います。

もちろんロードバイクも自転車の仲間ですが坂道では60キロ以上のスピードが出るため、ママチャリと同じような感覚では取り扱うことができません。メンテナンスも完璧にしておく必要があります。

ロードバイクに乗るときに読む本 (趣味の教科書)ロードバイクに乗るときに読む本 (趣味の教科書)
(2007/03/24)
エンゾ早川

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まずは知識武装するために、本を購入。
うう、、この本、内容はGoodだけど、著者独特の語り口というか、
読者に対してとにかく挑戦的だ!

あと何冊か入門書を読む必要がありそうです。


脱税のススメ

凄いタイトルの本です。まえがきを見ると、この本の趣旨は脱税の助長ではないと、明言されています。中小企業の経営者ならば、書店で見たら思わず手が伸びるはず。私もその一人でした。TSUTAYA三軒茶屋でジャケ買い(タイトル買い)。

脱税のススメ -改訂版-脱税のススメ -改訂版-
(2009/02/21)
大村 大次郎

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内容は、一般的な脱税(違法)の手、それに加えて節税と言われる保険あるいは租税回避地の使い方など。ごくありふれた内容で、面白いのはタイトルだけでした。

税金とまともに向き合っている経営者にはありふれた内容でしょう。最終的にお金を残すのは、しっかり儲けて、しっかり還元して、しっかり税金を払うこと。シンプルです。知人でも、ペーパー会社を何社も作って、利益の付け替えをしている社長がいますが、そのエネルギーがあればを本業に投資すべきです。その方がよほど効率がいいでしょう。

80億円の相続を受けて、60億円をダンボールに隠した例が紹介されていました。私たち庶民から見ると80億も相続したらそのうち40億円(相続税最高税率50%)位どーでもいいだろぉーって思っちゃいますが、当人にとってみれば半分持っていかれるなんてありえないのでしょうね。

そういえば、相続税については、前述、「「知の衰退」からいかに脱出するか?」で、大前先生が撤廃すべきだと言明されていました。相続税は世代を越えて金融リテラシーが醸造されるのを阻んでいるとのこと。確かに、子供に財産が全部残るとすれば、その取り扱いについて親は徹底的に教育するだろうし、結果金融リテラシーが自然な形で育まれるのは間違いない。

日本人は死ぬ前が最も金持ちで、平均すると3,500万円もの金融資産を残して冥土に旅立つそうです。

最近、母親が40年勤めあげた役所の定年退職を迎え、花を添えるために実家に帰ったのですが、お金はこの世で綺麗に上手に使い切ってくださいとお願いしておきました。(心配するほど貯えがない可能性もありますが・・)

しかしながら、安月給で節約生活をしながら40年も勤めあげた人間なので、貯め方は上手でも、使い方が下手なのです。上手にお金を使うことは、稼ぎ方・貯め方以上に難しいのかも知れません。真の豊かさが試される時です。

「知の衰退」からいかに脱出するか?

大前先生らしく、さっぱり切り口で持論が展開されています。400ページ近い本だったかと思いますが、一気に読み切りました。


「知の衰退」からいかに脱出するか?「知の衰退」からいかに脱出するか?
(2009/01/23)
大前研一

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日本は著しく集団知が低い国であり、このままでは衰退の一途をたどってしまう。この集団知というのが本のキーワードになっています。日本はその集団知が世界の中でも著しく低く、その結果これからどういうことが起こるのか、私たちが何をしなければならないのかを論じています。

これからのビジネスマンに必要な三種の神器は、 「IT」「英語」「ファイナンス」であり、対して藤原正彦さんの「国家の品格」を懐古主義とし、「古典的な教養」は不要と断言しています。

お隣の韓国、そしてシンガポールなどの躍進を見ていると、うなずけます。

大前さんの書いている三種の神器「IT」「英語」「ファイナンス」は神器というより、日常道具と言ったほうがいいでしょう。必須課目であり、歯ブラシ髭剃りタオル位に当たり前に使いこなす必要ががあることに異論はありません。だからと言って古典的な教養が本当に不要なのでしょうか。

私はむしろ必要だと考えています。

私たちがこのグローバル社会で強い力を持つためには、鋭いエッジが必要です。そのエッジはその国の個性の上に成り立つからこそ、付け焼刃ではなく本当の刀となりうるのです。日本人がアングロサクソン経済のにわか狂信者となり、右往左往すれば、私たちが本来持っている力が失われます。結果、グローバル経済で生き残ることはできません。

アングロサクソンが資本主義で突出した力を持つのは、彼らが資本主義の生みの親であり、それが文化として根付いているからです。では、私たち日本人は日本人としてこのグローバル世界で何ができるでしょうか。

日本人が長い歴史の中で研ぎ澄ませてきた固有のエッジは何でしょうか。グローバル世界で生き残るための私たち独自のエッジを今こそ磨き上げる時なのではないでしょうか。

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プロフィール

岩佐大輝

Author:岩佐大輝

1977年、宮城県山元町生まれ。株式会社GRA代表取締役CEO。日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。 詳細はこちら≫

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著:岩佐大輝
出版:朝日新聞出版
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